こまった時の柳卓

“ティンガーラ”って読みます。何ともいえない心に染み入る不思議な音楽を作り出すお二人のユニット名です。“ティンガーラ”というのは、『天河原』と書いて、沖縄の言葉で『天の川』の意味です。彼らの曲は、今まで映画『ガイヤシンフォニー第５番』のテーマ曲に使われたり、“環境キャンペーン・テーマソング”に使われたりしています。そんなことから想像出来ると思いますが、魂の浄化、癒しの曲なのです。私たちの魂が宇宙の神々と直結してしまったような不思議な高揚感を覚えます。言うならば魂の“デジャビュ現象”。心の中で共鳴するこの懐かしさは何だ！まだこの世に生を受ける前に神の懐の中で子守歌のように確かに聞いていた曲。彼らのアルバムは全部そろえてみたほうが良い。TINGARAの新しいアルバムは『風の旋律』。彼らの進化が分かります。彼らに言わせると…人生とは、という永遠のテーマを「風」になぞらえて、さまざまな風を吹かせてみたアルバム…流るる風や　何処吹く風か　遥かなる時を駆けて…特に日々の暮らしに追われてカリカリしている人に聴いてもらいたいなぁ。沖縄出身の米盛つぐみさんと横浜出身のイシジマヒデオさん。お会いすると、実にクリーンで透明感のあるお二人。『柳　卓のみみぐすい』にゲスト出演してくれました。来年１月１９日木曜日、那覇のパレット市民劇場でコンサート決定！ふたりのあいだに入ってパチリ！