2005年08月24日
財布の中に2千円札ある?
私が担当しているラジオ番組『柳 卓のみみぐすい』の中のゲストコーナー、『ゆん卓広場』に先日、日本銀行那覇支店長、大澤真(おおさわまこと)さんをお迎えしました。年輩のカチッとした方と想像しておりましたら、実に若々しく、物腰が柔らかく、お声もソフトで、かりゆしウェアをお召しになっていらっしゃいました。今現在、2千円札が、思ったほど世間に行き渡っていないとのことで、「もっと使ってください」とPRするためにラジオに出て下さいました。そういえば思ったほど2千円札を手にすることはありません。「2千円札は受けが悪いので、日銀が回収を始めやがて市場から消えて行く」何ていう噂も流れたほどでした。これは真っ赤な嘘。日銀としてももっともっと流通してほしいのです。商売をやっている方は、お客への釣り銭や従業員への給与などに積極的に取り入れてほしいとのこと。あるいは、まだ珍しいのでお財布の中に記念に入れたままにしてやしませんか?「日銀がせっかく発行しているのに、お財布の中で発酵してしまいますよ」何て、冗談もおっしゃってました。
2千円札ってじっくり見ると、グリーントーンの色合いでなかなかきれいなお札ですよね。表の図柄と、透かしには、“守礼門”が使われています。平和を愛する沖縄の“守礼門”がデザインされているということは、2千円札は“平和希求紙幣”と言えるのではないかともおっしゃってました。
そこで、私、柳 卓始め番組スタッフが、大澤支店長により“二千円札大使”に認定されました。この写真が、「2千円札大使認定証」です。認定されてこんな名誉なことはないと思っていましたら、誰にでも配っているそうです。「柳さんもいろんな人に配ってください」と、何枚か頂きました。期間は9月末までとのこと。2千円札大使になりたい方は、日本銀行那覇支店に御連絡下さい。
仕事柄お金を変える機会があるんですが、飲み会で1万円札と二千円札5枚を両替してあげると喜ばれる事があります(笑)。