美味い沖縄そばの店見つけた!

タクちゃん

2005年08月01日 21:42

美味い沖縄そばの店があるというので糸満まで行って来ました。「沖縄そば・きらら屋」さん。完食率の高いお店なんだそうです。人気のある「きららそばセット」(700円)を注文してみました。まず気に入ったのは、歯ごたえのある硬めの麺であるということ。麺は特注です。モチモチした麺ではうどんになってしまう。スープをひとすすり、「うん!なんだかいいぞ!」、日常の濃い味に慣らされた舌には多少薄味に感じますが、食べ進むに従ってスープの抑えた塩味に旨味が絡んできて、ずっとすすっていたい気持ちになります。一言で言うならば「素朴にして上品」。私のふるさと北海道のラーメンのようなギトギトした旨味に特化したスープと両極端にありますが、最後の1滴まで飲んでしまったところがこのスープのすごいところ!。なるほどこれが完食の秘密か!沖縄そばに乗っかっている“三枚肉”“ソーキ”もスープの味を壊さない味付け。さすがです!一緒にでてくるアサリ飯も絶品!正直、久々に美味しい沖縄そばに出会いました。沖縄そばにうるさい“そばジョーグー”のタクシーの運転手さんにもおすすめ。糸満ロータリーを南部病院向け、二つ目の信号を右に曲がればすぐわかります。代表の石原昌浩さんとパチリ!もっと詳しく知りたい方は“続き”もクリックしてくださいね。
あまり詳しく触れることができなかったけど、「きららそばセット」で、そばと一緒に出てきた“アサリ飯”が美味かった!なんでも塩とシイタケのダシ汁で作ったアサリの吸い物で、米と大麦、もちきびを炊き込んであるんだそうです。美味くないわけがない!沖縄料理の言葉に「アジクーター」と言うのがありますが、これは単に味が濃いという意味ではないんだそうです。松本料理学院の松本先生に伺ったことがありますが、旨味が充分に効いているということなんだそうです。つまり、鰹節などでしっかりと強めのダシをとることで、塩分はほんの少し加えれば良い。これが沖縄の「アジクーター」なんだそうです。ダシをケチって、塩味を強くすることで誤魔化さない。沖縄の食に対する真っすぐな心意気です。そんなことを思わせる「沖縄そば・きらら屋」のスープでした。RBCiラジオ「おすすめ五つ星」の中でも紹介しています。
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