右手にマンゴー、左手に北海道メロン!

タクちゃん

2005年08月24日 16:41

故郷が北海道であることの嬉しい事。


その一つ、夏場になるとドカンと送られ


てくる北海道メロン。そしてこの季節、


縄ではマンゴー。マンゴーと北海道


メロンが同時に食べられる幸せ。


両方とも実に美味い!


マンゴーと北海道メロンはまさに南北果物の両雄!



ヒンシュクなので、今まで周りには黙って


いましたが…北海道メロンは食べても


普通は一切れ。それをカンと二つに


割ってスプーンでほおばる。まさに


至福の極み!ひとりでお腹いっぱい


食べてごめんなさ~い。



しかし、実は、私が沖縄に来た頃は、「メロンが嫌い」という


人が多かったのです。一体それは何故?「沖縄メロン物


語」はをご覧あれ…

私が沖縄にやってきた30年前、夕張メロンは沖縄でまだ流通していませんでした。マスクメロンといえども、九州産のメロンが多く、食べてみると、真ん中あたりがほんのり甘いだけで、それ以外はまるでキュウリのような食感。「そうかこれがメロンだと沖縄の人はずっと思っていたんだ!」と納得。「これではメロンは嫌いだというだろう」。私のオヤジは、当時、札幌中央卸売市場の青果会社に勤めていた果物のプロ。そこで、オヤジに夕張メロンを何箱か送ってもらい、職場の仲間たちに振る舞いました。目からウロコだったようで、果肉がオレンジ色であること、皮一枚まで甘いこと、「皆さん、これがメロンなんですよ~」と胸を張りました。それから何年か後、ダイエーが沖縄に進出してきて、流通がよくなってから沖縄にも夕張メロンが並ぶようになりました。オヤジに言わせると、今や夕張メロンに限定されず、美味しい北海道メロンの種類がかなりあるようです。毎年沖縄に送ってもらう種類は、なんといっても暑い南国沖縄、食べ頃になるまで何日かかかる種類を送ってもらっています。
実はマンゴーにも似たような話があって、昔のものは、味に独特のクセがあって、「マンゴーは嫌い」という人も多かったそうです。今では品種改良が進み、色目ももきれいで、甘~いマンゴーが流通するようになりました。ただ一言、今や基幹果物である“パイナップル”を凌駕する勢いのマンゴー。沖縄で買うにしても少々高い。もう少し安くしてほしい!マンゴーを観光の目玉にするならなおさらです。他府県では高級果物のマンゴーでも、「沖縄にいけば、マンゴーがお腹いっぱい食べられるよ」という風にしてもらいたいものです。

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